FUJIFILM KLASSE W

Camera & Photo

富士フイルムが2006年12月1日に発売した高性能高級フィルムコンパクトカメラです。
発表では8000台限定とされていて、発売当時の希望小売価格は9万9750円だったとか、富士フイルムイメージングを通じて販売されました。
「KLASSE W」は、2001年に発売された初代「KLASSE」の基本性能を向上させたカメラで、レンズには広角の焦点距離28mmF2.8スーパーEBCフジノンレンズを搭載しています。
シャッターは1/500秒の高速シャッター(F2.8時)や、大型の露出補正ダイアルの搭載、AEB(オートエクスポージャーブラケティング)や±2.0EVの露出補正機能もダイアル操作で簡単に行うことが出来るなどハイレベルユーザー向けの装備も充実しています。
露出モードは「プログラムAE」と「絞り優先AE」の2モードを搭載しNATURA1600に代表される高感度フィルムを使用したNPシステム(ナチュラルフォトシステム)にも対応しています。

私がこのカメラを購入した一番の理由は、コンパクトカメラでリバーサルフィルムが撮影出来ると感じた事が大きかったように思います。実際に購入したのは発売年ではなく1~2年後だったと思いますが、そのころはどちらかと言えば広角レンズを多用していた時期でもあり、28mmでf2.8も魅力でした。

各部の名称

各部の主な機能

操作系機能
1.メインダイアル電顕OFF
プログラムAE
絞り優先AE時の絞り設定
2.AFL/OKボタンAFロック
モード設定時の決定
3.モードボタンモードの選択
4.モードダイアル各モード設定時の設定切替
5.LCD照明ボタン液晶表示部のバックライト点灯
6.SELボタンデート設定時の設定切替
デートモードの切替
7.SETボタンデート設定時の設定の決定
8.フィルム巻戻しボタン撮影途中のフィルム巻き戻し

ファインダー内表示

電池を入れる
電池ぶたをコインなどを使用して、開くマークまで赤い●印を回転させて外します。
プラスマイナスの極性に注意して電池を入れ、電池ぶたの赤い●印を開くマークに合わせて戻し、電池ブタをコインなどで軽く押しながら閉じるマークの位置まで回してロックします。

電源を入れる
メインダイアルをOFFの位置からPあるいは任意の絞り値の目盛りに合わせると電源が入りレンズカバーが開き銅鏡部が繰り出され、液晶部には電池マークやフィルムカウンターなどが表示されます。ダイアルをOFFの位置に戻せばレンズが収納されて電源がOFFになります。
電源を入れたまま約5分なにも操作をしないと電源は自動的にOFFになります。この場合はシャッターを半押しするか、メインダイアルを一度OFFに戻してから再度電源を入れます。

電池容量のチェック
 電池マークフル点灯 電池の容量は充分です。
 電池マーク半分点灯 電池容量が不足し始めていますので交換電池を準備します。
 電池マーク半分点滅 電池容量不足です。シャッターは切れません。電池交換が必要です。

液晶表示部(LCD)照明
液晶表示部の下にあるランプマークのボタンを押すとバックライトが点灯します。
消灯はもう一度ランプマークのボタンを押します。なにも操作しないと約5秒後に消灯します。

日付設定(デート設定)
電源を入れて、カメラ背面のSELボタンを2秒以上押し続けると液晶表示部の”年”表示が点滅し、日時の設定モードになります。次にSETボタンを押して点滅している数字を合わせます。SELボタンを押すと設定したい項目(年、月、日、時、分)が変更できます。全ての項目を合わせたら、SELボタンを押して設定を終了します。

日付表示(デートモード)の選択
電源を入れてSELボタンを押すと、日付の表示が
年月日→月日年→日月年→日時分→写し込みなし の順に変わります。
選択した表示が撮影時に写し込まれます。

フィルムの装填
カメラ背面のフィルム確認窓からフィルムが装填されていない事を確認します。
裏ぶた開放つまみを上にスライドさせて裏ぶたを開けます。
パトローネをカメラに入れます。パトローネを押さえながらフィルムの先端をFILM TIPマークまで引き出してスプールの上にのせ、裏ぶたを閉めます。フイルムは自動的に1コマ目まで送られます。液晶表示部のフィルムカウンターで確認します。
フィルムが正しく装填されていなとカウンターは”E”が点滅表示になります。フィルムを正しく装填しなおします。
※ 使用するフィルムはDXコードのある135フィルムを使用します。
DXコードのないフィルムは全てISO100に設定されますが、モード切替でフィルム感度設定を選択しISO25~3200の間で任意に設定することも出来ます。

撮影(フルオート撮影)
メインダイアルをPに合わせて、フラッシュはAUTO自動発光モード、オートフォーカスで撮影します。
シャッタースピード、絞り、フラッシュ使用・不使用は全て自動で設定されます。
ファインダーをのぞき、構図を決めAFフレームに被写体を合わせてシャッターボタンを半押しするとカメラが露出とピントを設定します。ファインダー内の合掌マークが点灯すればピントが合いましたのでシャッターボタンを全押ししてシャッターを切ります。

ファインダー内表示
●合唱マーク
  点灯→ピントが合いました
  遅い点滅→ピントが合いません、早い点滅→距離が近すぎます。
フラッシュマーク
  点灯→フラッシュが発光します 
  遅い点滅→露出オーバー、早い点滅→フラッシュの充電中です
シャッタースピード
  遅い点滅→シャッタースピードが遅く手ブレを警告します 
  早い点滅→露出連動範囲外です

フィルムを取り出す
フィルムを撮り終わると自動的に巻戻しが始まり巻戻しが完了するとフィルムカウンターに”E”が表示されます。”E”が表示されているのを確認したら裏ぶたを開きフィルムを取り出します。
フィルムの途中巻戻し
カメラ背面にあるフィルム巻戻しボタンを押します。フィルムの巻戻しが始まり完了するとフィルムカウンターに”E”が表示されます。”E”が表示されているのを確認したら裏ぶたを開きフィルムを取り出します。

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