主な仕様
形式 | レンズシャッター式全自動35mmカメラ |
画面サイズ | 24×36mm |
レンズ | コニカレンズ35mmF3.5(4群4枚)スカイライトフィルター内蔵 |
パワースイッチ | 電源ONで鏡胴の繰り出し駆動、電源OFFで収納、電源残量マーク表示 |
シャッター | 絞り兼用プログラム電子シャッター、電磁レリーズ、7.5秒~1/360秒 |
焦点調節 | 赤外線ノンスキャンアクティブ式自動焦点、撮影範囲0.35m~∞ 近距離連動範囲外レリーズロック、フォーカスロック・無限遠撮影可能 |
露出調節 | CdS受光素子使用のプログラムAE、中央重点測光 |
露出連動範囲 | (ISO 100) EV1~EV17 |
フィルム感度 | 自動設定 (ISO 25~ISO 3200 ) |
ファインダー | アルバダ式透視ファインダー、ブライトフレーム、 オートフォーカスフレーム、クローズアップ修正マーク、 ファインダーわきに 緑ランプ(AE・AFロック、近距離警告)、 赤ランプ(フラッシュ発光予告、低輝度警告) |
フラッシュ | 手ぶれ限界の低輝度時に自動発光するフラッシュマチック機構、 連動範囲・(ISO 100) 0.35m~3.7m、発光間隔・約4秒、赤目軽減モード、 フラッシュONモード、フラッシュOFFモードに切り替え可能、 液晶パネルにフラッシュ充電中表示 |
露出補正 | フラッシュOFFモードでは 標準のほか+1.5EVおよび-1.5EVの露出補正可能、 液晶パネルに表示 |
無限遠撮影 | ピント位置を無限遠に固定 |
セルフタイマー | 電子式、作動時間約10秒、 セルフタイマーランプが約7秒点灯した後約3秒間点滅、途中解除可能 |
モード切替え | モードスイッチ1 オート→オート赤目軽減→フラッシュ常時発光→ フラッシュ停止→+1.5EV補正→-1.5EV補正 モードスイッチ2 無限遠→セルフタイマー→セルフタイマー・無限遠 |
フィルム給送 | 電動式、シャッターボタンでスタートするオートローディング 自動巻き上げ・巻き戻し、途中巻き戻し可能 |
フィルムカウンター | 順算式、液晶パネルに表示 |
オートデート | 液晶表示式デジタルウォッチ内臓、2019年までの年月日、日時分、 写し込みなし、月日年、日月年を表示、秒単位まで調整可能 |
撮影可能本数 | 50%フラッシュ発光のとき約30本(24枚撮りフィルム) |
電源 | リチウム電池 CR123A、(DL123A)1本 |
大きさ・重さ | 115×63×31mm 175g (電池別) |
FUJIFILM Zoom Date 160S と同じく8月17日週末の土曜日の昼間の明治村で撮影した写真です。 同じ日、同じフィルム、同じ仕上げ処理なのに写真から受ける印象が異なります。1つは色の鮮やかさ、もう1つは画像のキレでしょうか、やはりこれが固定焦点レンズの強みかと思われます。このカメラに人気があるのもうなずける結果となりました。
現在、博物館明治村では「宇治山田郵便局舎」の保存修理工事が行われています。3枚目の写真がその全貌です。当然見学は出来ませんがこのような状態が撮影できるのは今だけと思って写真に収めておくのも良いものです。
私が一番使い慣れた固定焦点のフィルムカメラは KLASSE W の28mm、それが最近では NATURA S を使い始めて24mmと更に広角になっていたところへ、この35mmです。ハッキリ言ってとまどいました。日向にいるのもそろそろ切り上げないとと思っていたところへ鮮やかな「かき氷」の のぼり思わず1枚、次に「アイスキャンディー」の文字が、でまた1枚、最後はこの「氷」ののぼりはデカいなーで1枚だったのですが、大きさを比較出来る物が入っていなくてよくわかりませんね・・・残念。その後に残り数枚を撮りきって帰路につきました。
ところで不調だったはずのフィルム送りなんですが、仕上がったフィルムを見る限り全くそのような事はありませんでした。推測するにフィルムの方の問題だったのかもしれません。にもかかわらず長い間放置していまして、このカメラには大変申し訳ない事をしました。これからはちゃんと防湿ケースに入れて保管します。