Canon AF35ML ましかく写真用に改造

Camera & Photo

数年前に、ましかく写真のワークショップ開催に合わせてキヤノンのコンパクトカメラAF35MLを「ましかく」改造したカメラを引っ張り出してきて撮影してみました。

2020年4月このカメラの紹介ページを作成しましたのでカメラ自体の紹介や使い方はそちらをご覧ください。
リンクを以下に貼ります。

ましかく写真用に改造してある方は、こんな感じになります。

フィルムが露光される窓の部分をましかくにマスクしてあります。
露光面をマスクする材料は紙辺でも構わないと思うのですが、強度を考慮すると紙では厚みが出てしまうので磁気カードを切り抜いて使用しています。左右別々に貼り付けてあるわけではありません。私の場合はガソリンスタンドのプリペイドカード使用しました。薄くて腰があり適度な強度がちょうど良いのです。貼り付けるテープはビニールよりはセロハン、セロハンよりはペット系が良いと思います。ただ私の場合はたまたまその時に余っていたフローテープ(フッ素樹脂のテープ)を使用しました。表面の滑り性能、非粘着性、広い温度特性などを期待したのですが、実は他のテープに比べると高いんですけどね。
そしてもう少し拡大するとこんな感じ

ネット検索すると他にもいろいろ工夫して改造されているようなので、興味のある方は探してみてください。
※ 今後実際にましかくに改造する方法を追加する予定ですが時期は今のところ未定です。

それでこのカメラで撮るとどうなるのか・・・

どうでしょう? 別に普通に撮って後でセンターでましかくにトリミングすれば同じでしょ、と言われてしまうのかもしれませんが、その昔パノラマと称して上下をマスクして撮影するカメラがあったようにフィルムに写された画像がましかくであることも、これはこれで意味があると思うのです。だってまずネガに ましかく が並んでいるのが楽しいじゃあないですか、
で、これらの写真から抜粋したのが以下の写真です。

左右が切り取られているだけで基本的にはこのカメラの特性そのままですから、よく撮れます。明るいレンズですし、被写体が中心にあればピントもバッチリです。

名駅前のナナちゃん人形はエヴァコスでした。ちなみに名鉄(名古屋鉄道)で エヴァ初号機色のミュースカイ(列車の名前)が走っているらしいです。