Konica BiG mini BM-301S

Camera & Photo

Konica BiG mini BM-301S レンズシャッター式AF全自動35mmカメラ
公式の仕様説明はKenko Tokina のコニカミノルタ製品アフターサービスというページの使用説明書一覧の中にあるBiGmini BM-301 という項目です。

使用説明書ダウンロード
https://www.kenko-tokina.co.jp/konicaminolta/support/manual/ls/bmini.html

このカメラは息子が購入し暫く使用していましたが、デジカメに変わり使用しなくなったからと譲り受けたものです。暫くChou-choute メイチカ店にレンタル用として貸してありましたが、フィルム送りが不調になってしまった、とのことで引き取ってきました。今回改めて撮影し確認したいと思います。ただ故障で戻ってきたこともあり防湿ケースにも入れず置いてあったのでまずは電源が入るのかとかカビ生えてないかとか心配していましたが、ザっと確認したところそちらの問題はなさそうです。

2020年4月改めて使い方を追記し仕様を詳細な内容に更新しました。

各部の名称

電池の入れ方
カメラサイドの電池室カバーの溝にコインを差し込み軽くコインを後ろに倒してカバーを跳ね上げる感じです。手前に引いては開きません。極性を合わせて電池を入れます。

電池のチェック
カメラ裏面の液晶パネルで確認します。

フィルムの装填
裏ぶた開放ノブを押し下げて裏ぶたを開けます。パトローネをカチッと音がするまで押し入れて、フィルムが平らに送られるようにします。

フィルムを少し引き出し、先端をカメラ内側の先端マークに合わせて裏ぶたを閉じます。

シャッターボタンを押すとフィルムは1枚目まで自動的に送られます。液晶パネルのカウンターが1になります。フィルムンカウンターが0のまま点滅しているときはフィルムが正常に送られていませんので、フィルムを入れなおします。

ファインダー表示
撮影範囲フレーム このフレームの内側に写したいものを入れて撮影します。
クローズアップ修正マーク クローズアップの場合はこのマークの内側が撮影出来る範囲になります。
オートフォーカスフレーム このフレームにある被写体にピントを合わせます。
緑ランプ 点灯すれば露出とオートフォーカスが合いましたので、撮影出来ます。点滅している場合は距離が近すぎます。
赤ランプ 点灯すればフラッシュ撮影が行われます。点滅の場合は低輝度警告です。

モードスイッチの操作
モードスイッチ1 フラッシュAUTOモードから赤目軽減モード 液晶パネルの下一番左側のMODE/EVと表示のあるボタンを1回押すと赤目の軽減撮影(プリ発光モード)になります。

以下同様にMODE/EVと表示のあるボタンを1回押す度に次のモードに変わります。
フラッシュONモード フラッシュがが常時発光するモードです。
           日中フラシュ撮影とスローシャッターシンクロが出来ます。
フラッシュOFFモード 暗くてもフラッシュが発光しないモードです。
+1.5露出補正 意図的に露出を多めにしたいときに使います。フラッシュは発光しません。
-1.5露出補正 意図的に露出を少な目にしたいときに使います。フラッシュは発光しません。

モードスイッチ2 液晶パネル下真ん中のボタンです。
無限遠(遠景)撮影 ピントが無限遠に固定されます。
セルフタイマー撮影 記念撮影などに使用します。
無限遠+セルフタイマー撮影 夜景などセルフタイマーを使用した遠景撮影に使用します。

主な仕様と実際の撮影例は次の頁です。