実写
8月17日週末の土曜日に久々の夏の昼間の明治村に行ってきました。このところ名古屋市内を昼休みを利用してスナップ撮影を繰り返し日向にもだいぶ慣れてきたので、たぶん大丈夫だろうとピーカンの中を出かけました。もちろん熱中症には充分注意して水分や栄養補給もちゃんとして、帽子をかぶりさらには影を選んで移動するとかで撮影に臨みました。さてさて、明治村の夏だ!! という写真になりましたでしょ
使用したフィルムはいつもの富士フイルム記録用カラーネガフィルムISO100です。
適正に露光すればいたって普通に綺麗に撮れるフィルムです。粒子も目立たず色乗りもよく・・・とは言っても明治村の中の色といえば、空、地面、木々、夏の草花と、良くも悪くも自然と共存する明治の建物の夏の色です。木造建築のそれは長年の強い日差しや雨風そして雪や凍結などにより塗装は剥がれ、木材は朽ち、金属は錆びる・・・そしてそれをまた修復し、作り直し復元し、が繰り返されています。
どの写真もちゃんと夏の日ですね、カメラもフィルムも至って普通だからこそ、2019年8月の明治村をそのまま写し出すことが出来たのだと思います。
今回はカメラの特徴を活かす意味で望遠域を多用していますが、デジカメの安易さが災いして望遠域のどのあたりで撮影したのかを全くメモしていませんでした。160mmの最望遠端付近が多かった記憶があるだけで、実際は見た目で画角をやや広げたり、現像後のトリミングなどを想定してやはり広めに撮影した記憶もあります。事実大半の写真は若干ですがトリミングして掲載しています。ただフレーミングで広げただけではなくファィンダーの視野率やパララックス(視差)によって不要物が写り込むなどでトリミングしたものもあります。
マクロモードの撮影
2020年6月中旬。新型コロナウィルスの自粛も徐々に解除の方向になり、春の花々を通り越してアジサイの季節となりました。雨天や曇天が多いのと雨上がりのアジサイもまた良しということで、今回はNATURA1600を詰めてなるべくノーフラッシュで撮ることにしました。勿論このカメラのマクロモードはズームレンズ望遠側160mm固定という事も考慮しています。
最初は少し引き目で
次は最短距離で、こちらは三脚立ててシッカリ固定してますが、時折風で揺れるので屋外のマクロ撮影はタイミングなどいろいろ考えないとピントが合いません。
撮影時の状況はこんな感じ
アジサイ撮影のおまけ、マクロ撮影ではないので
状況写真以外は、いずれも現像後にお店でフジカラーCDに、その後自身のPCでデータを開いて濃度調整とカットによっては若干のトリミングをしてありますが、色目は基本的にさわっていません。
外装はプラスチックのコンパクトカメラですが、実際に使ってみると充分遊べるカメラでした。写りもズームの割には良いように思います。いかがでしょうか・・・