mini7はチェキシリーズの普及機モデルです。チェキポップの愛称で親しまれました。
各部の名称
電池を入れる
電池ぶたのロックを下にスライドさせて電池ぶたを開きます。
電池のプラス、マイナスを表示に合わせて左右奥の電池から先に入れていきます。
そのとき電池取り出しシートが下になるように入れていきます。
電池の交換時期
- カメラ上部の明るさ調整ダイアル周りの赤ランプが同時に点滅したとき
- 電源を入れたときに、緑ランプ、赤ランプともに点灯・点滅しないとき
いずれの場合も電池は4本とも交換をします。 - 電池の取り出し
上部の2本をまず取り出します。その後電池取り出しシートをゆっくりと引いて
下側左右の電池を取りだします。
フィルムパックを入れる
カメラ裏面上部の裏蓋ロックを下に押して裏蓋を開きます。
カメラの内部には触れないようにしましょう。
フイルムパックの左右を持ちパックの黄色い線とカメラ内部の黄色い位置合わせマークを合わせます。フイルムパックをまっすぐに落とし込むようにカメラに入れて、裏ぶたを閉めます。
裏ぶたはひといきで閉めましょう。途中で止めたり開け閉めするとフイルムが感光する恐れがあるのだそうです。
レンズ部を手前に引き出しカメラの電源を入れます。次にシャッターボタンを押します。
フイルムのカバーが排出されますので取り除きます。フイルムカウンターが”S”から”10″に変わり撮影可能になります。
撮影
レンズ部分を手前に引き出してカメラの電源を入れます。
上部の明るさ調整ダイアルの緑ランプが点灯したら撮影準備完了です。
3個の赤ランプが順に点滅している間はフラッシュ充電中です。緑ランプが点灯するまで待ちます。先のように赤ランプが3個同時に点滅するときは電池容量が不足していますので電池の交換が必要です。
カメラの構え方
縦位置はグリップを握りカメラの底部を支えるようにして構えます。
横位置の場合はフラッシュが上にくるように構えて、フイルムの取り出し口を塞がないようにします。
いずれの場合も指やストラップなどで撮影レンズやフラッシュの発光部、測光窓にかからないようにします。
ファインダーは中央の〇印が見えるように真正面からのぞきます。
構図を決めてシャッターを切る
最短撮影距離は0.6mです。暗いところではフラッシュが発光します。
フィルムを取りだす
シャッターを切り撮影が終わると自動的にフィルムが送り出されてきます。
フィルムが完全に送り出されモーター音が止まってから、送り出されたフィルムの先端をもって取り出します。撮影したフィルムはその都度取り出します。
電源を切る
レンズ部を押し戻します。
レンズを引き出したまま約5分以上放置すると自動的に電源の切れた状態になりますが、
電源を入れなおす場合は一度レンズを戻して再度引き出すか、シャッターボタンを押します。そのまま電源を切る場合はレンズを戻せばOKです。
明るいところで撮影・明るさ調節ダイアルの使い方
レンズを被写体に向けます。カメラが被写体の明るさを測り、赤と緑のランプで表示します。 緑ランプが点灯しているときに赤ランプのいずれかが点滅したら
点滅しているランプに明るさ調節ダイアルの赤マークを合わせます。
緑ランプのみ点灯しているときは緑ランプの位置に明るさ調節ダイアルの赤マークを合わせます。
フィルムパックを取りだす
撮影するごとにフィルムカウンターの数字が減っていき最後の1枚を撮り終わると”0″が表示されます。
裏ぶたを開けてフィルムパックを取りだします。引き続き撮影する場合は新しいフィルムパックを入れます。
主な仕様
使用フィルム | フジフイルム インスタントカラーフィルム instax mini |
画面サイズ | 62mm×46mm |
レンズ | フジノンレンズ 2群2枚構成 f=60mm 1:12.7 |
ファインダー | 逆ガリレオ式ファインダー 0.4倍 ターゲットマーク付き |
撮影範囲 | 0.6m~∞ |
シャッター | 1/60秒 |
露光調節 | 手動切り替え方式(簡易露出計のLED表示による) |
フィルム送り出し | 電動式 |
フラッシュ | 低輝度自動フラッシュ(自動調光) 充電時間 : 0.2秒~6秒 新品電池使用時 フラッシュ撮影距離 : 0.6m~2.7m |
電源 | 単三型アルカリ電池 4本 撮影可能パック数 約20パック |
その他 | フィルムカウンター フイルムパック確認窓付き |
大きさ・質量 | 119.5mm×121.5mm×70.5mm 320g(電池、ストラップ、フィルム別) |