ゲーミングマウスのススメ

PC & Software

20190720

自宅のメインPCをWindows10に変更するにあたりマウスをどうするか、気になったのはゲーミングマウスをビジネスユースのPCで使用してる意見や記事でした。私はゲームをしませんのでゲーミングマウスは使用したことがなく改めてゲーミングマウスに着目してみました。
ゲーミングマウスには大きく分けて2種類の通常のマウスとは異なる特徴がありました。1つはFPS(First Person shooter)とかTPS(Third Person shooter)と呼ばれるシューティングゲームに代表されるようなマウスに読み取り精度や反応速度、素早く操作するためのフィット感などを求められているものと、ロールプレイングゲームMMORPG(Massively Multiplayer Online RPG 大規模多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム)に代表されるようなキーに割り付けられた様々な機能を利用するために非常に多くのボタンを持つマウスです。通常使用を考えた場合やはりFPS向けのマウスの特徴である読み取り精度や反応速度に関わる解像度の高さや可変機能や長時間使用のフィット感に注目できます。

ゲーミングマウスのメリットとデメリット

ゲーミングマウスのメリットは、反応速度が速く高い解像度に対応し更にはボタン操作で解像度を可変できるなどは、例えばグラフィック関連の操作をする上でより緻密なあるいは種々の処理に適したマウスの応答を選択できます。連打のしやすいボタンはクリック感もよくストレスなくボタン操作が可能です。そして手にフィットする形状と重さやバランスを調整出来る機能は、自分の好みに合う調整ができ長時間使用にも疲れにくいなどです。
デメリットとしては、価格が一般的なマウスに比べると高額。右利き専用が多い(左右が非対称の形状と機能を持つ)、かぶせ持ちに向いた形状でつまみ持ちには向かないものが多い、などです。

有線かワイヤレスか

Macでは既に相当以前からワイヤレスマウスを使用しているのでワイヤレス選択のつもりでしたが、ゲーミングマウスの特長を知る中で反応の遅延とか充電サイクルそして価格などを考慮すると最初の選択は有線の方がメリットが多そうでした。もともと使用するのがディスクトップPCなのとゲーミングマウスのケーブルは一般マウスと比較して相当長くて丈夫そうなものが多かったので、それも選択の要因となりました。

最初の選択 G303

初代WindowsPCに選んだのはLogicoolのG303でした。2015年4月発売その時点でのフラッグシップモデルと同じ光学センサを搭載した小型軽量のワイヤードマウスでした。決めては発売から1年以上を過ぎて価格がこなれていたこと、評判が良さそうだったこと、サーフェスキャリブレーションが利用できること、小型でこれまでのマウスからの切り替えがしやすそうだった事などです。
今から思えば私の手にはやや小さくつまみ持ち用といったサイズで実際Macのワイヤレスマウスからの移行には適していたかもしれません。購入価格は4,612円也でMacのマウスに比べたら充分安くWindowsの一般マウスとしてもまあまあ納得の価格だったのではないでしょうか

2台目の選択 G403

そして今回の選択は、同じく Logicool のG403でした。2016年10月発売と既に発売から2年以上経過している言わば過去の製品ともいえるものです。形状は前回とは全くことなりMicrosoftのIntelliMouse Explorer 3.0のクローンとも言われているようです。サイズは前回よりスケールアップ持ち方も”つまみ持ち”よりは”かぶせ持ち”に近い持ち方で使用するようになりました。最初はやや違和感があり選択を間違えたかと思う時期があったのですが直ぐに慣れて逆にこちらの方が良くなり早く変えればよかったと後悔しています。結果もう一台購入してWindowsPCはどちらもこのG403を使用しています。ワイヤレスとワイヤードどちらのタイプもありましたが、特にワイヤレスにする必要もなく今回もワイヤードにしました。購入価格は5,270円也発売当初は8千円代後半から9千円代前半だったようなので型落ち旧品価格でコスパも良かったです。

マウスの設定・Logicool ゲームソフトウェア

Logicool のゲーミングマウスはLogicoolゲームソフトウェアで行います。使い勝手が良くないと書いている記事も見受けられますが、私はゲームで使用する訳ではないのでゲーム関係の設定は関係がありません。ですが以下の設定をするためにインストールします。
1.サーフェスキャリブレーション ((表面のチューニング)
マウスのセンサー精度を向上させるキャリでレーション。つまりマウスパッドなどマウスを使用するデスクの表面とセンサーのチューニングです。これを行う事によりマウスポインタの追従性とか応答が最適化されます。私がゲーミングマウスを使用する大きなポイントでもあります。これを行う前と後では全くと言ってよいほどマウスの操作感が異なります。もちろんキャリブレーション後の方が格段に使いやすくなります。

2. DPI感度レベル=解像度の切り替えとボタン機能の割り振り
設定とかきましたが、実はデフォルトのままで使用しています。感度レベルはまだまだ上げられるのですが通常の使用では全く必要ありませんでした。それよりもDPIサイクルボタンで400、800、1600、3200の切り替えが出来る事が重要でした。私の場合通常は1600で使用しています。感度レベルを上げれば切り替えられる感度が増え下げれば減ります。
レポートレートは1秒間に何回マウスからPCに対してデータを送信するかを決めます。デフォルトは1000ですが、通常使用なら125でも全く問題ないようです。非力なPCの場合遅延の発生する場合もあるそうなのでその場合は下げておきましょう。

3. ライトの設定
G303もG403もRGBのLEDが仕込まれていてロゴやサイドパネルスクロールホイールなどが光ります。 特にマウス操作には関係のない機能なので 不要な場合はライトの設定で切ることができます。私は適当に設定し輝度を下げて光らせています。

まとめ

一般のマウスもいろいろな種類がありますのでゲーミングマウスの方が良いという結論ではありません。 今のところLogicoolの比較的オーソドックスなタイプしか使用していませんので大変おこがましいのですが、 ゲーミングマウスだからゲームにしか使用できないわけではなくメリットもあるので選択肢の中に加えてはどうですか、というお話でした。