東山動物園恐竜像 2010年8月

Camera & Photo

名古屋市の東山動物園にあるプロントサウルス、トリケラトプス、イグアノドン3体の恐竜のコンクリート像は、東山動物園が開園した翌年の昭和13年(西暦1938年)にられた像なのだそうです。これらの写真は2010年の8月に、PiXというショップが開催したワークショップに参加した時に撮影したものです。

ブロントサウルス像

この写真を改めて載せておきたかった理由の一つは、今は2017年のリニューアルオープン時に補修・補強工事をされていてすっかり綺麗に生まれ変わっていること、もう一つはこの写真を撮影した後にあの地震の影響もありここに掲載するようなアングルからは撮影出来なくなってしまったことです。いずれの写真ね20mmの広角を使って撮っているので、その意味はおわかりいただけるかと思います。もちろん安全上の配慮ですから当然の事なんですが、そう言った意味でも貴重な写真かもしれないと思っています。2010年当時はこの場所に作られてから70年以上経過した像であった事は全く知りませんでした。それと撮影当時プロントサウルス像のしっぽは、園路に埋まっていて見ることが出来なかったのだそうですがリニューアル工事で見られるようになったのだそうです。
補修・補強工事では製作当時の資料も少ないため外観調査だけではなく、内視鏡を使用して像内部の調査も行ったうえで作業が進められたのだそうです。
調査内容についてはネット上にPDF形式で公開されていましたので、
興味のある方は以下からどうぞ

東山動植物園のコンクリート製恐竜像の内視鏡による内部調査
http://data.jci-net.or.jp/data_pdf/36/036-02-1351.pdf

ワークショップの方は、”フィルムカメラ・トイカメラを楽しく使おう” という趣旨でしたので、フィルムカメラ好きやトイカメラを持ったビギナーさんたちと楽しく園内を撮影してまわりました。出来る事ならその様子を載せたいところですが、参加者さんが分かる写真ばかりなので、おいそれとは載せられません・・・残念


これらの撮影はワークショップの記録用に撮影していたものの一部で、
全てEOS 5D Mark II を使用し
レンズは20mmの単焦点を使っていました。
最後の写真のみ湾曲補正とパース補正を加えています。