ハーフサイズ、一眼レフ式、特徴的なフォルム、一部に今でもファンの多いカメラです。4~5年前までは使えない個体を含めると4台ほど持っていましたが、全て譲ったり処分したりで手元には1台も残っていませんでした。なので今回縁あって見つけた1台を再び入手しました。比較的程度も良くたぶん完動品と思われるので載せて行きます。
※ 20200825 実写追記
各部の名称
フィルム装填
1. 裏ぶたを開ける
カメラ底部の裏ぶた開放ボタンをスライドさせて裏ぶたを開けます。
2. フィルムを入れる
パトローネを入れフィルム先端をオレンジ色のフィルム先端マークに合わせます。
そのときにフイルムが浮き上がっていないか、フィルムガイドがフィルムの外側 に、スプロケットの歯がパーフォレーションの正しい位置にある事を確認します。
3. 裏ぶたを閉める
裏ぶたを閉めると自動的にフィルムが送られフイルムカウンターが1の表示になり、フィルム給送マークが表示されます。もし、フィルムカウンターが0の表示でフィルム給送マークが点滅している時はフィルムが正しく装填されていません。再び裏ぶたを開けてフィルムを入れなおします。
視度調節
ファインダーの下にあるスライドノブを左右に移動させてファインダー内の像がハッキリ見える位置に合わせます。
カメラの電源のON・OFF
カメラの電源を入れる時はポップアップストロボ横にあるスライドボタンをカメラ前面方向にスライドさせストロボをポップアップさせると電源がONになります。電源を切る場合はポップアップストロボを軽く下方向押さえて閉じると電源がOFFになります。
撮影
電源を入れカメラをシッカリと持ってファインダーを覗き被写体にフォーカスフレームを合わせます。ズームレバーは押し上げると広角側に下げると望遠側にズームされます。
シャッターボタンを半押ししてオートフォーカスを作動させピントが合ったところで緑のランプが点灯、そのままシャッターボタンを全押ししてシャッターを切ります。
被写体が暗い場合は同時に赤いランプも点灯しストロボ撮影になります。
ファインダー内表示
フォーカス・ロック
ピントを合わせたい被写体が中央ではなくフォーカスフレームから外れてしまう場合は、構図を決めてから一度フォーカスフレームをピントを合わせたい被写体に移動させてシャッターボタンを半押し、合焦させてグリーンランプを点灯させ半押ししたまま最初の構図に戻してシャッターボタンを全押ししてシャッターをきります。
ズーム操作
ズームレバーをWの方向に倒すと広角側へTの方向に倒すと望遠側にズームされます。
フィルムの巻戻し・取り出し
フィルムを撮り終わると自動的にフィルムが巻き戻されます。フイルム巻戻しマークが消えフィルムカウンターが0になりパトローネマークの点滅になったら裏ぶたを開けてフィルムを取り出します。フィルムを撮影途中で取り出したい時はカメラの操作ボタンにあるフィルム巻戻しボタンを押すと撮影途中のフィルム巻戻しが可能です。
次の頁は各種の設定・モード切替と主な仕様などを紹介します。