私が最初に購入したカメラはコダックの110でした。だからというわけでもありませんが110フィルムが使えるうちにまた使いたいと思っています。今でも110を使うカメラは複数台持ってます。そしてトイカメラなら今でもLomoで購入可能です。フィルムもLomoが販売しています。
110フィルムの現像は35mmフィルムと同じプロセスですが、110カートリッジから直接は現像出来ないのでダークバックなどで取り出して現像用のカートリッジに巻きなおすなどの作業が必要ではあります。でも現像出来ない訳ではありません。ただ現像が終わった110フィルムをスキャン出来るところがなくなってしまったようです。
と言うわけで昨年末にケンコー・トキナーから販売されたこのフィルムスキャナーが110フィルムに対応している事を知り、とにかく試してみようと思います。
〇メーカーの製品紹介ページは次のリンクから、
一応付け加えておきますが、このスキャナーの宣伝ページではありませんのでお間違えなく。使い方によっては面白い商品だと思っていますが、実際に使用してみないと本当のところはわかりません。
使い方はメーカーの動画がありますので見てみてください。後半のイベントでの紹介は、やや心もとない気もしますがこの機器が悪いわけではありません。それでも凡その雰囲気はわかります。
でスキャンに使用するものは以下のようですが、これに手袋と取説それに清掃用ブラシが同梱されています。
上の写真、フイルムキャリア(下段の一番右側)は、3種のフィルムマスクを取り付けることが出来ます。マスクは左から110フィルム用、126フィルム用、135フィルム用になります。またマスクを全てはずした状態で35mmのマウントを挟むことが出来ます。
135フィルム=35mmフィルムを入れてみるとこんな感じになります。
110フィルムの場合はこんな感じ、昔現像したものは時としてこの半分くらいのコマ数で分割されている場合があり、その場合は出し入れやコマ合わせがちょっと大変かもしれません。
で本体にUSBケーブルをつなぎ、SDカードを入れて実際にフィルムを写し出してみると、
こんな感じ、このフィルムは今から40年以上前のカラーネガです。さすがに退色しているようなのでこれで画質や性能を云々することは出来ません。なるべく早く今を撮影した110フィルムで画像確認してみたいと思います。
※ 昔の110フィルムがいとも簡単に次々と普通にみられるのは面白い、しかもボタン一つでスキャンが完了しますので、一気に数本スキャンしてしまいました。次の同窓会は盛り上がるかもです。・・・笑
次の頁では、今回のスキャナの画質を見るために新たに撮影した110フィルムの画像を見ていきます。