FUJIFILM NATURA CLASSICA

メニューモード
・人と月のマーク　スローシャッターモード
暗いところでもフラッシュを使用せずその場の光できれいに撮影したいときに使用します。通常よりもシャッターの開いている時間が長くなり夜景の背景なども綺麗に写せます。露出警告ランプが点滅する時はフラッシュONにするか三脚を使用して撮影をします。
※このモードでフラッシュONにした場合はスローシンクロモードになります。
・目のマーク　赤目軽減モード
フラッシュ使用時のみ選択可能です。
フラッシュ使用の人物撮影時に赤目現象の軽減に使用します。
撮影前に7回フラッシュがプレ発光し、8回目に撮影のためのフラッシュが発光し撮影されます。
※ 一度設定すると撮影後も電源OFFでも解除されません。解除はメニューモードの切り替えが必要です。
・時計マーク　セルフタイマーモード
シャッターボタンを押すとタイマーが作動して自動的にシャッターが切れます。
セルフタイマーの作動時間は10秒と2秒から選択できます。
10秒のセルフタイマーでは約7秒間セルフタイマーランプが点灯してから約3秒間点滅になった後にシャッターが切れます。
ブザー音設定時はランプにあわせてブザー音も鳴ります。
2秒のセルフタイマーは暗いところなどの撮影で手ブレを防ぐためなどに使用します。
※セルフタイマーモードをスタートしたあと解除したい場合はメニューボタンを押します。
・リモコンマーク　リモコンモード
リモコン使用時に選択します。別途専用リモコンが必要になります。

・山のマーク　遠景モード
風景など遠景撮影時に使用します。ピントが遠方に合い遠方の被写体がきれいに撮影出来ます。
・NPマーク　NPモード
FUJIFILM NATURA1600フィルムなど高感度フィルム使用時に適用される撮影モードです。超高感度フィルムの特性を生かした露出モードでISO800以上のフィルムで使用できます。ISO1600以上のフィルムを入れた場合は自動的にNPモードになります。NPモードを解除する場合はモード選択で切り替えます。
ISO800のフイルムでNPモードを使用する場合はモード選択で切り替えます。
・プラスマイナスマーク　露出補正モード
カメラが自動で決める露出を意図的に変更するときに使用します。
背景が非常に明るい場合被写体が暗く写ります。プラス補正をすると被写体を明るく写すことが出来ます。
背景が非常に暗い場合被写体が白っぽく飛んでしまいます。マイナス補正をすると被写体を自然に写すことが出来ます。
露出補正モードは電源を切っても解除されません。解除さる場合はモード選択で露出補正の値を”0.0″に戻します。
※ NPモード設定時には使用できません。
・日付モード
写し込み順は以下のように切り替えることが出来ます。
年 月 日　’20 6 10
月 日 年　6 10 ’20
日 月 年　10 6 ’20
日 時 分　10 18 30
off 日付写し込みなし

メニューモードの切り替え方
1. メニューボタンを押して、メニューモードの選択表示にします。
左上のマークが点滅するので、2. 矢印ボタンを必要な回数だけ押して、選択したいモードのマークが点滅するようにします。
3. 選択ボタンを押して選択したいモードのマークの点滅をゆっくりの点滅に切替ます。ゆっくりの点滅が選択、早い点滅は選択しない、を表します。
そして最後に4. メニューボタンを押して、モードを決定します。

フラッシュ発光禁止からフラッシュを使用するためには、メニューモードではなくポップアップフラッシュの横、カメラの側面上側のフラッシュボタンを押してフラッシュをポップアップさせます。フラッシュのチャージ中はイナヅマ矢印が点滅していますが、チャージが完了し使用出来るようになるとイナヅマ矢印の表示になります。

主な仕様

次の頁では実際の撮影例を紹介しています。