FUNCTION 撮影モード
このカメラは他のコンパクトカメラにはあまり見られない撮影モードを搭載しています。設定方法はやや煩雑ですが撮影シーンによっては有効活用できると思います。
〇 ME 多重露出・マルチ撮影モード
1. 多重露光
シャッターの撮影モードがSになっている事を確認しFUNCTボタンを1回押すとME(マルチプル・エキスポージャー)にモードが変わりフィルムカウンターは露出回数表示になり2が点滅します。このままSETボタンを押す度に露出回数が点滅したまま増えますので、希望する露出回数を設定します。39回まで設定できます。回数を決めたらSELECTボタンを押すと露出回数の数字が点滅から点灯にかわり設定が決定します。同時にシャッターボタン指示マークが出て設定した回数の撮影が1コマのフィルムに対して出来るようになります。

2. マルチ撮影
シャッターボタンを一度押すだけで連続して同一画面に設定した回数の多重露出が出来るのがマルチ撮影です。
撮影モード切替ボタン(2)を押して三角印をC(連写)モードにします。そしてFUNCTボタンを 1回押すとME(マルチプル・エキスポージャー)にモードが変わりフィルムカウンターは露出回数表示になり2が点滅します。このままSETボタンを押す度に露出回数が点滅したまま増えますので、希望する露出回数を設定します。SELECTボタンを押すと露出回数の数字が点滅から点灯にかわり設定が決定します。同時にシャッターボタン指示マークが出ます。 被写体にカメラを向けシャッターを押すと設定した回数連続してシャッターがきれてマルチ撮影が出来ます。

〇 タイム露出
2秒~数時間にわたる長時間露出をしたい時のモードです。夜景や星空の撮影、花火の撮影などに活用できます。
FUNCTボタンを2回押すと、液晶パネルの三角印がTEの位置を示します。このとき日付の表示に変わって露出時間を示す 00:00:00 が表示され時間部分が点滅表示となります。SELECTボタンを押すごとに時→分→秒の順に循環しますので設定するところを点滅させてください。SETボタンを一回押すと1ごと、押し続けると早送りされます。時分秒の設定は2秒から99時間まで設定することが出来ます。設定が出来たらSELECTボタンを押すと数字が点滅から点灯に変わりシャッターボタン指示マークが現れます。被写体に向けシャッターボタンを押すと設定した時間のタイム露出が出来ます。

〇 インターバル撮影
設定した一定の時間間隔で1コマずつ繰り返し撮影が出来るインターバルタイマー撮影が出来ます。花の開花や雲の動き、天候の変化などを一定の間隔で自動的に撮影することが出来ます。
FUNCTボタンを3回押すと、液晶パネルの三角印がINTの位置を示します。このとき日付の表示に変わって撮影間隔を示す 00:00:00 が表示され、同時にフィルムカウンターに変わって撮影回数を示す2が現れ点滅します。SETボタンを押して撮影回数を設定します。SELECTボタンを押すと撮影回数が点灯に変わり時の部分が点滅します。ボタンを押すごとに分、秒、時と循環して点滅しますので希望の時間を設定します。インターバルタイムは10秒からです。設定が終わったら再びSELRCTボタンを押すと時間の数字の点滅が点灯に変わりシャッターボタン指示マークが現れます。被写体に向けシャッターを押すと約1秒後に1枚目が撮影されたのち設定した間隔で撮影が行われます。

オートデート/日付の設定
このカメラは、2019年12月31日まで設定が出来たカメラなので今は年の部分を令和2年の2にして使用するくらいになると思います。曜日表示はないので通常は問題ありませんが閏年に合わなくなると思われます。
DATEボタン、SELECTボタン、SETボタンを使用して日時を合わせます。合わせ方はこれまでに記述した時間の設定方法と同じです。
写し込みモードの切り替えしDATEボタンを押す度に5つのモードが循環して切り替わります。年月日→日時分→写し込みなし→月日年→日月年の循環です。
リモコン撮影
グリップ部分にリモコンが着いています。グリップのPUSHの表示に従って押し込むとリモコンが外れます。カメラ本体には前面と背面の2か所にリモコン用のセンサーがあり、正面は5m程度まで操作が可能です。背面からの場合は約0.7mまでの位置で操作します。
TILTスタンド
カメラ前面のレンズの下あたりにTILTと表示のある部分を手前に引き出して使用します。テーブルなどにおいてセルフタイマー撮影するなどで使用する想定でしょうか

主な仕様
形式 | 35mmレンズシャッター ズームレンズ付オートフォーカスAEカメラ 自動切替えフラッシュ内臓 |
画面サイズ | 24mm×36mm |
レンズ | コニカズームレンズ 40mm F3.8 ~ 80mm F7.2 7群8枚構成 シーソー式ボタン操作で無段階ズーム駆動 |
メインスイッチ | メインスイッチONでフラッシュがスイングアップ、 フラッシュを閉じると電源OFF |
ファインダー | 採光式ブライトフレーム ズームファインダー、視野率80%以上 視度調整装置付き(+0.5Dから-2.5D) |
焦点調節 | 赤外線ノンスキャン・アクティブ方式 撮影距離 0.6m~∞ 無限遠撮影スイッチ付き |
AE調節 | SPA受光素子使用プログラムAE 中央重点測光 逆光検知機能付 |
AE連動範囲 | ISO 100 f=40mm EV4 (F3.8 1秒)~EV18 (F22 1/500秒) f=80mm EV5.6(F7.2 1秒)~EV18(F30 1/350秒) EV11.8でフラッシュマチックに自動り替え |
フイルム感度 | DXフィルム ISO50~ISO3200 自動セット 非DXフィルム使用時 ISO100に固定 |
フィルム給送 | 内臓モーターによる電動式、オートローディング、自動巻上げ フィルム終了でオートリターン巻戻し後自動停止、途中巻戻し可 2コマ/秒の連続撮影可能 |
フィルム枚数計 | 順算自動復元式、液晶パネル表示、巻戻し逆算表示 |
セルフタイマー | 電子式 作動時間約10秒 途中解除可 |
フラッシュ | スイングアップのフラッシュ内臓 連動範囲 ISO100 0.5~5m 発光間隔 約3秒 |
特殊撮影 | 多重露出撮影、マルチ撮影(2~39回)、タイム露出(2秒~99時間) インターバルタイマー撮影(10秒~99時間) |
電源 | リチウム電池 2CDR5 6V 1個 |
大きさ・重さ | 138.5×85.0×73.0mm 485g(電池込) |