OLYMPUS OZ 120 ZOOM

Camera & Photo

35mm全自動カメラ 発売1994年9月
公式資料は製品ミュージアム内

OZ120 ZOOM:全自動カメラ:オリンパス
オリンパス 技術・デザイン:全自動カメラ:OZ120 ZOOMのページです。

コンパクトフィルムカメラでもズームレンズが主流となった頃のカメラだったでしょうか、作りはシッカリとしていて安心感があります。

※ 2020年4月に使い方を追記、仕様を詳細にするなどの更新をしました。

各部の名称

まずは使い方から
視度調節
オートフォーカスマークが鮮明に見える位置へ視度調節ダイヤルを回します。

電池を入れます。
カメラ底面の電池室カバーのロックをコインで反時計方向に回して外し、カバーを開けて電池をいれます。

電池チェック
電源スイッチを前方に押し出して電源を入れ液晶パネルの電池残量表示を確認します。

フィルム装填
裏ぶた開放ノブを押し上げて裏ぶたを開けます。フィルムを入れ浮かないように押さえます。フィルムを引き出して先端が反対側の内面に少しかかるくらいにして裏ぶたを閉じます。
正常なノブは裏ぶたをシッカリ閉じればノブが下に降りてロックされますが、中古品などで下がらない場合はノブを引き下げて確実にロックします。
電源を入れるとフィルムが送られてコマ数表示が1になります。Eが点滅しているときはもう一度フィルムを入れなおしてください。

撮影
電源を入れファインダーをのぞいて構図をきめシャッターボタンを押します。半押ししてグリーンのランプが点けばオートフォーカスのピントが合いましたのでそのまま撮影出来ます。グリーンのランプが点滅する場合はカメラの距離が近すぎるかオートフォーカスが合っていません。
オレンジのランプが点いた場合はフラッシュ撮影になります。フラッシュを指でふさがないように注意しましょう。
レンズのズームは右側のWとTの表示のあるズームボタンで行います。Tを押せば望遠にレンズが繰り出されます。Wを押せばレンズが戻され広角になっていきます。

フィルムの巻戻し
フイルムを最後まで撮り切ると自動で巻き戻されます。その間フィルムカウンターは逆算され1の次に一旦表示が消えてからEの点滅表示となります。巻戻しのモーター音が止まりフィルムカウンターがこのEの点滅になっている事を確認してから、裏蓋を開けフィルムを取り出します。
なんらかの理由でフィルムを途中で巻き戻す時はカメラの背面上部にあるフイルム途中巻戻しボタンを押します。多くのカメラは底部にこのボタンがありますが、カメラ背面のわかりやすいところにありますので、場所がわからないということはないでしょう。

次の頁は撮影モードの説明とカメラの主な仕様です。